いじめを乗り越えて人生を幸せに生きるための方法

いじめ体験、その後遺症をどう乗り越えてきたか、人生を幸せに生き直すためのコツを紹介しています。

あなたはゴキブリですか?

もしいきなり目の前に現れた人に
「あなたはゴキブリですか?」と聞かれたら、
「いいえ、私は人間です。」と答えると思います。

 

でも、私はいじめにあっていた時、
それと同じようなことが起きていたということに気がつきませんでした。

 

毎日出会う多くの人たちから、まるでゲテモノを見るかのような視線を向けられ、
悪口を言われ、避けられる、そんなことを繰り返しされ続けるうちに、
段々と自分は本当にそのような存在なんだと思えてきてしまったからです。

 

また、周囲からそのような反応を受けるという体験が、
幼少期に起きる程悲劇です。

 

頭も心も柔らかく、なんでも吸収してしまうような時期に
そのように思い込まされると、
それが奥深くまで浸透し、本当にそうであると信じ込んでしまうからです。

 

さらに、無意識に周囲から言われた通りの姿として振る舞ってしまい、
その後の人生さえも変わってしまうことがあります。

 

今、私は、「あなたはゴキブリですか?」と聞かれて、
「あなたは一体私のどこを見ているのですか?」と逆に聞いてしまいたくなります。

 

ただ「私は人間です。」と答え、それでも相手がわからないのであれば、
「この人には私が人間であるということが見えていないのだな。」と思うことにします。

 

それ以上相手に説明してわからせようとは思いません。

 

「私のことがその人からそういう風に見えてしまうんだな。仕方がないな。」
と思い、ただその場を立ち去ります。

 

そして、私をちゃんと人間として見てくれる仲間のいる世界に行きます。

 

人からどう見えるのかということよりも、
実は自分が自分のことをどう見ているのかということの方が重要なのです。

 

本当に自分のことが人間だと思えていれば、
「ゴキブリですか?」と聞かれた時、それを完全に否定することができます。

 

でも、そこで少しでも
「自分は本当はゴキブリなのかもしれない」という疑いを持ってしまうと、
そこからどんどん相手の意のままに、
自分の存在を決めつけられ、思い込まされるという
負のループに入り込んでしまう場合があるので注意が必要です。

 

他者の言うネガティブな意見や物の見方をその通りだと思ってしまうというのは、
自分の意見や物の見方を無視して、
相手にすべてを委ねてしまっている状態であると言えます。

 

本来自分が持っている力を他者に預けてしまっているということです。

 

つまり、自分のことをどう見るかという決定権を捨てている、
相手に渡してしまっているということになります。

 

そのため、時に自分が相手に付け入る隙を与えていないか、
自分の持つ力を相手に譲り渡していないかも見直してみることが大切です。