いじめを乗り越えて人生を幸せに生きるための方法

いじめ体験、その後遺症をどう乗り越えてきたか、人生を幸せに生き直すためのコツを紹介しています。

怒りを抑えていたら‥‥ その1

いじめられる人がよくしてしまうことに
「怒りの抑圧」というのがあります。

 

つまり、本当は自分は怒っているのに、
それを無視したり、
怒らないように無理矢理抑え込んでしまうということです。

 

私はいじめにあっていた当時、
本心ではいじめる人たちに怒りを抱いていました。
私をこんな不幸にしたのはその人たちのせいだと思っていました。

 

でも、そんなこと思ってはいけいない、
そんなことを思うのは悪い人間のすることだと思って、
ずっとそれを我慢して抑えていました。


でも、段々とその抑えていた怒りが、周囲に殺気のような雰囲気として、
感じられるくらいにまで膨れ上がってしまいました。

 

私はその自分の怒りを絶対に表現することは許されないと思っていました。

 

そこで怒りという感情と
それを抑え込もうとする理性との間で対立、分離が起きました。

 

そのことによって
私は自分の中にもう一つの人格があるように感じられました。

 

そして、自分の精神が病んだと感じ始めたのは、
おそらくその頃だったように思います。

 

私はそれまでの人生の中でどこか聖人・君子に憧れていました。

 

自分が思い描く理想の姿、高潔な人物、人格者、賢人、慈悲深い人といったモデルに
自分を合わせようとする傾向がありました。

 

だから、むやみやたらに誰かに怒りを向けたり、
人前で感情的になる姿を見せるのが嫌でした。

 

そんな姿は自分の理想像からは大きくかけ離れていたので、
自分を律してそういったことを無理矢理抑えて込んでいました。
また、そうするしか方法がないと思っていたからです。

 

私は、常に他者に対して思いやりを持って接し、
優しくありたいという気持ちでいましたが、
心の中は怒りで溢れていて、
悪く言うと偽善者のようになっていました。

 

私はそんな自分の本心に薄々気づいていながら
自分と向き合うことを避け続けてきました。

 
私は自分の理想像に固執するあまり、
表面的には温厚で優しい自分を演じ続けて、
行動、振る舞いだけはそれに合わせることをやめませんでした。

 

でも、本心と実際の姿が、
やがてもう抑えきれないくらい大きな乖離を生み、
結果として心の葛藤となって様々な精神病を誘発しました。

 

次回「怒りを抑えていたら‥‥ その2」に続きます。