いじめを乗り越えて人生を幸せに生きるための方法

いじめ体験、その後遺症をどう乗り越えてきたか、人生を幸せに生き直すためのコツを紹介しています。

武器を使わない強さ

私はいじめにあっている時、ふとあることに気づきました。

 

それは、いじめる人は意図せずにいじめている相手に
人のいじめ方を教えてしまっているということでした。

 

私は他者から傷つく言葉を投げかけられるたびに、
人の心をどうすれば傷つけられるのか、
人はどのような言葉や行為で傷つくのかを学んでいると思いました。

 

そして、いじめる人たちはその方法を使って、
私を苦しめ喜んでいるけれど、
当人たちも気づかぬうちに
自分たちの手の内を私に教えてしまっているということに気づきました。

 

つまり、いじめる人は、私という一人の人間を
一方的に攻撃しているように思っているけれど、
実は同時に相手に同じ方法で復讐されるリスクを負っているということに
全く気づいていないんだということを思いました。

 

そのことに気づいた瞬間、
この人たちはなんてばかなことをしているのだろうと思いました。

 

私がもし立場が逆になって、やり返す絶好の機会を得たら、
自分も同じ危機に陥るということをわかっていないんだと思いました。

 

さらに、私は人のいじめ方を知りながら、
その方法を使って誰も人を傷つけていないということにも気づきました。

 

そのことで、自分が人間として
いじめる人よりもはるかに尊い存在に思えました。

 

また、そのことに気づいてから、
自分がなんだか少しだけ強く思えた気がしました。

 

いじめる人と同等の武器を持ちながら、
あえてそれを使わずにいることは、
自分が強い人間である証のように思えたからでした。

 

そう考えることで、当時の私は、
少しでも優越感を持ち、自分の心を慰めていました。