いじめを乗り越えて人生を幸せに生きるための方法

いじめ体験、その後遺症をどう乗り越えてきたか、人生を幸せに生き直すためのコツを紹介しています。

過去をどう捉えるか?

私は20歳くらいの頃、精神病が悪化し人生のドン底とも思える状態に陥っていたある日、突如一時的に悟りの境地に達するという神秘体験を経験しました。

 

その際、自分の過去世と思われるものが走馬燈のように見えるという体験もしました。

 

それは、ほんの数秒間に膨大な量の過去世のシーンを頭の中で
超高速の映像として一気に見せられるような体験でした。

 

当然、情報量が多過ぎるため、それらすべてを捉えることはできず、
断片的に自分の過去世を知ることになりました。

 

その中の一つに戦士として生きた転生があり、
その過去世において自分は戦争で多くの人を殺していたという事実を知りました。

 

 そのことがまた後の人生において深い影を落としました。

 

なぜなら、その時に多くの人を殺した罪によって、
今世で私はいじめや差別を体験し苦しむという人生を歩むことになったのだと解釈してしまったからでした。

 

実際、なぜこんなにも私は自ら虐げて生きてしまったのか、
もっと早くに人生を好転させても良かったのに、
状況をより一層こじらせて、
苦しみの渦中に長年身を置いていたのかという原因の背景には、
どこか私は過去世に自分が行った行為に対する深い後悔、
罪の意識を引きずっていたからだということにも気づきました。

 

だから、今世で幸せになることに対してどこか罪悪感を感じたり、
自己犠牲によって償わなければならないといった行動を無意識に取るようになっていたということも理解できました。

 

でも、過去世の罪を今世で償うことなどできるのか?
という疑問が沸き起こりました。

 

実際、今世でいくら自分を虐げても、犠牲的に生きても、
その罪が許されたと感じられることはなかったからでした。

 

むしろ自分を不幸にすることで、
周囲にその負の影響を与えているということに気づいた時、
過去世の罪を背負って生きることの方がかえって罪のようにも思えてきました。

 

そして、最終的にその苦しみから
抜け出すヒントを見つけ出すことができました。

 

それは時間の概念を知ったこときっかけでした。

 

「時間という概念は人間の思考が創り出した幻想であって、
本当は毎瞬毎瞬、今この瞬間というものが新しく生み出され、創造されている。
過去も未来も本当は存在しない、思考の中だけに存在する。」

 

つまり、私がそれを過去に起きたものだと考えた瞬間に、
それが過去に起きたことだと認識され、理解されるということでした。

 

例えば、同じ場にいて同じ体験をしていても、その人によって覚えている記憶が異なったり、自分に都合よい内容に過去を脚色して記憶していたりすることあるということからもそのことがわかります。

 

過去の出来事というのは、
実は自分が覚えていると信じて、選び取っている場面のことだったのでした。

 

そう考えると、
私は自分の過去世も自ら選び取って今世と関連付けているということに気づきました。

 

人間は平均して約300回以上の転生を繰り返しているとも言われています。

 

その膨大な転生の中から、戦士として生きた過去世のみを選び取って、
自分の今世の出来事と因果関係をつけようとしていたのは、
自分自身であったということに気づきました。

 

よく考えてみると、私の転生の中には戦士として人の命を奪った人生もありましたが、反対に人の命をを助けていた人生もありました。

 

それなのに、私はその戦士として生きた転生ばかりにフォーカスを当て、
そのせいで今世でいじめや差別という苦しみを味わう人生を生きることになったという、一見辻褄の合うようなストーリーを自ら生み出したということに気づきました。

 

これもまた私自身が現実を創造していることの証でした。

 

そうやって、過去世の罪と関連付ければ、私が苦しむ現実を生きることを正当なものとできる、強化できるからでした。

 

でも、これは実はエゴの罠だと後に気づきました。

 

それに気づいた時、過去世と今世を独立したものとして
認知するように変えました。

 

さらに私が罪を罪だと認識した瞬間、それが罪としての効力を持ち、
私に自責の念や後悔、自己犠牲的な行動を起こさせるということにも気づき、
それも意識的に手離すようにしました。

 

時間は存在せず、今この瞬間しかないのなら、
過去世に縛られた生き方ではなく、
全く新しい生き方を今この瞬間に創造してもよいと思えたからでした。

 

そのことによって、自分自身の罪を解放し、
これまでとは違う人生のパターンを生きられるようになりました。

 

私が過去世の罪を自ら手離すことができた時、
本当の意味で人生を生きられるようになったと感じられました。

 

現実に何か不幸な体験があった時、
人によっては、過去世の因縁や、カルマ、先祖が何か悪いことをしていたからなど、
自分の力ではどうしようもない様々な外部の原因によって、
それが引き起こされていると考えることがあります。

 

でも、私は自分自身の経験から、実はそれも自分自身がそこに力を与えている、
そう考えることでその負の影響がそこにあるかのように強化し、自ら体験させているに過ぎないのだと思うようになりました。

 

だから、そのエゴの罠にハマって、ネガティブな過去から繋がる「今」を生きるのではなく、常に新しく生まれている「今」にフォーカスを当て、
そこに全く新しい意味や価値を与えながら、自分自身を最大限に幸せに生かす選択をしていくことが何よりも大切なのだということを思いました。

 

過去にどんな辛い経験があっても、それを引きずって今を生きる必要はないのです。

 

「昔、私はいじめられた。だから、その傷を背負って苦しみながら生きる。」
という選択肢もありますが、
「昔、私はいじめられた。でも、今を幸せに生きる。」
という選択肢もありなのです。

 

どんな時もこの現実に最も影響を与えているのは、
自分が何を信じ、どう考え行動しているのかということであって、
そのことを決して見失ってはいけないのだということを改めて思いました。